東京レジリエンス

言葉に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

女子力とは何か。

お弁当男子に女子力高いねって褒めたら云々、

ていうtwitterのつぶやきがちょっと前にバズってたんですが、

 

女子力というのは本来、曖昧な概念で、「とりあえず何かを褒める」ときに使う言葉なのではないでしょうかね。

 

ネイルとか、

料理の写真(食べてないから美味しいって褒められない時)とか、

髪のセット具合(髪型がセンス良い、お金かかっているような場合は女子力高いという表現とはそぐわないと思う。ちゃんといつもブローして巻いている、そういう状態を一般的に女子力高いと言うとして。)とか、

他の表現で褒めようがないものを褒めるときの。

だいたい料理が凝っていたりファッションに凝っていたり何かしらの手間をかけることを褒めるけれど、そういった事柄に手間をかけない女性陣は女子力が高いと褒められないことに心をざわつかせていたりします。

あまつさえ「女子なんて若作りな言葉気持ち悪いわ」と言って褒められること自体を拒否したりしているのでは。

何のことはない。

「女子力高いね」は、とりあえずコミュニケーションを成り立たせるための「女子のコミュニケーションスキル」なのではないでしょうか。

褒めることで場の空気を盛り上げているだけの!

 

従って、「私は女子力ないから~」という謙遜の表現はあるけれど、

「お前は女子力が低い」という非難の表現は本来存在していない。

(そんな適当な非難は受け流して良いと思う)

女子力、たかがコミュニケーションの潤滑油なので。

 

ということは、女子力高いね、と褒められるのが良い女子ではなく、気軽に他人の女子力高そうなポイントを適当に褒め湛えるのが「女子力高い人」ということでは・・・!?!?

お弁当を毎日作らない人も、他人の女子力高そうなポイントを毎日褒めていれば「女子力高い人」になれるのでは!!!

 

ま、褒められて悪い気のする人はいないから。(笑)