東京OL35歳で転職する③自分にとっての『労働の対価』
これは個人的な意見ですが。
インセンティブやベネフィットというのは、より優秀な人材が流出しないように会社がお給料以外でつけるおまけなので、本来は労働者は労働の対価に給与を得るべきなんだと思うんですけどねえ。
育休が取りやすい!とか、福利厚生が充実しています!を働く時の基準にするのは本末転倒なのではないかと。
最近よく聞きますね。『育休から復帰して時短していると、簡単でやりがいのないだれでもできる仕事しかやれなくなった』っていう、これはやりすぎると時短ハラスメントというらしいです。そんな話はいくらでもありますけれどもね。
でもそんなに責任の重い仕事を実際任されたくないっていう人も多いから何とも言えないですけれども。
重い仕事をやりたいけど時間的身体的な拘束がある人が仕事を選ぶときに重要視するべきことは、『裁量権がある』ことではないでしょうかね。
良い職場環境は余計なおまけがたくさんついていることではなく、自分の意向と処遇が一致するかどうか、働いた分だけお給料がもらえるかどうか。
が重要だと思います。
ちなみに労働基準法では、お給料は労働の対価として支払われるものとして定義されています。労働の対価をお給料として定義しているわけじゃないのが難しいところですね。