東京レジリエンス

言葉に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

バレンタイン大作戦(もらう人のことを考えて。)

実は料理全般そんな苦手じゃない。ので、バレンタインも手作りする習慣が昔からあって、

それが加速したのは新卒で入った会社でサッカー部のマネージャーを引き受けた時。

実業団とかそんなたいしたものではないので、のんびりした部活だけど、マネージャーがそんなに多くもないので1人で20人の男子に渡すような量は買うより作る方が早かった。

無難で失敗の少ない、常温保存できるチョコ味の何かであれば大丈夫。

まずわかったのは、『大きな箱(というか家から作って持ってたからタッパーとかだった)に入れたものをつまんでもらう』は「チョコもらった」にカウントされないということ。

個包装は重要。

100均のセロファン袋にハートのシールで封をするくらいでいいけど、とにかく個包装にして渡すのが重要。

 

 あまり凝りすぎると「こいつ俺に色目を使ってるのでは・・・」となるし、無印のラッピングだと「無印かな」となるので、センス重要。ハートとかピンクは全面にしないほうがいい。(自意識過剰かもしれないけど、色目を使っているブスな女も世の中にはたくさんいるんだ。知ってるんだ。。。)

 

30過ぎたら大人かわいいを考えます。 

 

ある年、後輩のマネージャーちゃんとあまり相談できずに、たぶん2/13くらいに試合があった。

前日に「明日試合行きます~」と言い出したので、バレンタインどうする?と相談できず、私は自分で自作している旨を伝えたら「じゃあ私も何か作って持って行きます~」と言っていたのでほっておいた。

私はだいたい焼き菓子を作って持って行くけど、年々シンプルになっていてたぶんだたのクッキーとかを作ったんだと思う。ブラウニーかクッキーが常温保存できて良い。

クッキー2,3枚を包装して30セットくらいのクッキーを持って、いつも車で送迎しくれている先輩には別でちょっとゴディバとかを渡す。日頃の感謝ね!

 

その2。サロンデュショコラのレア商品なんて、男子は高価かどうかすらわからない。

体育会系男子のチョコ知識なんて「ゴディバは高価い」くらいしかわからないから大丈夫。

 

 

ちなみに私のオススメはデメルです。

パッケージがいかにも『外国の!ブランド!!』って感じでプレゼント映えします。

 

デメル ソリッドチョコ猫ラベル ミルク
 

 

当日、後輩ちゃんはウィスキー?のトリュフを作ってきた。

そこにいた人たちに配布して、ことしのバレンタインイベントも終了した、その後日談。

 

後輩くんが何人か連盟でホワイトデーごろにお返しをくれたんだけど、

「クッキーおいしかったっす」

「カナちゃんのは、やばかったよね。あの」

「俺、腹壊しもん」

「あの泥団子な。やばかったね。」

 

泥  団  子 。

 

一生懸命お菓子作ってる女子の皆さん。

男子のお菓子に対する認識なんてそんなもんですよ。

トリュフをもってして、泥団子よばわり。そりゃあ、茶色くて団子状になっててココアまぶしてあるものを土のグラウンドの上で食べたら、まあ確かに連想するかもしれないけど、泥団子。

教訓その3は、作るなら男子が見たことのある見た目の、食べたことのあるお菓子に限る。

 

やさしいチョコレートのお菓子 すべての手順が写真でわかる10枚レシピ

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