東京レジリエンス

言葉に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

育児に関しての見聞き

大学の同級生に、1児の父がいます。

スーパーベビーフェイスの小柄な男子で、その彼のお子さまは女児だけどとっても顔が似ていてかわいい。

で、FACEBOOKでよく、2人で休日のおでかけをしている様子を見かけます。

たぶん2歳くらいだけどパパイヤイヤとか言わないで良い子だなーと思って見てます。あとけっこうマメに2人でおでかけしててマメだなって思ってる。

 

先日、大学の同級生で飲む機会があって、その男子も来ており、みんなで

「良く2人でおでかけしてるね!仲良しだね~」

という話題になりました。

「ちがう、あれはしょうがなく行っている」

と彼は訴えてきました。

 

「嫁、働いてないのに、自分には休日がないって言い出して。

 土日どちらか1日は1人にさせろって言われて、1回大喧嘩した。あれはほんとにやばかった。これはまずいと思って、しかたないから俺が1日は子供と出かけてる。」

 

ああ、まあそういう話は最近良く聴くね。

我々、子育て世代まっただ中だからね。

奥さん、結婚式でしか見たことないけど君らデレデレラブラブしてた様子だったけど、喧嘩とかするんだね。

 

「最近は慣れたけど、どこに行くかとか何して過ごすかとか本当に考えるの苦痛。

 あと、子供と1日中2人だけって苦痛。虚しいっていうか。

 FACEBOOKに写真あげて、俺育児してるよ出かけてるよってアピールするくらいしか、何と言うか、達成感が得られない。そこに承認欲求を見出してアピールしないとやってられないわー」

 

へえ。

それ、奥さんも感じてたんだろうね。

週7日、子供と2人で。

達成感もなく、目標も定められない育児タスクをこなすことへの承認欲求を感じてたんだろうね。

だから、自分のことをメンテナンスする時間を得た、というのが、自分自身の承認になるんだろうね、奥さん。

 

と言いたかったけど、その後他の育児の話題になっていったのでその話はそこまでになりました。

 

1日は休みたいという専業主婦の話をわりとよくききますが、それは疲労回復や物理的な自由時間という意味ではなくて、もしかして世間に参画する承認欲求なのかもしれないですね。

お金を使うことも承認欲求の表象のひとつとなりうることはわりと知られていることですが(買い物依存症などの形でマイナスに現れてしまうことが多いものの、『自分へのご褒美』は自己の承認の最たるものなのでしょうね)、

家事労働の対価に休みを得た、配偶者が休むことを認めたという事実によって自分の行為が承認された、という実感を得ることができることはありえるのでは。

 

世の中の配偶者の皆さん、お家の方とこのような喧嘩をしたことある場合はぜひ上記観点よりご一考ください。

 

あ、でもFACEBOOKでほぼ毎日子供の後ろ姿のインスタ(アプリ連携)をアップする同期はミュートしています。ああいうのはダンナがイイネすればいいんじゃない。(笑)