東京レジリエンス

言葉に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

白人は何を至上としているのか

ちょっと出遅れた話題ですが。

 

白人至上主義者の話題をニッポン人2人で話した結果、縄文系日本人は

「この衰退したアメリカにおいて、彼らは何をよりどころにプライドを維持しているのか?」

という素朴な疑問に行き着きました。

資産では中東に勝てず、知識ではユダヤの後塵を拝し、人数では中国に負けている、インドも恐ろしく、そもそも純血のWASPもそうそういないこの時代に、いったい白人の優越感はどこから来ているのか?

 

そもそもの白人とはどこまでを指すんでしょうか。

アメリカの白人といえばWASP=White Anglo-Saxon Protestantであると長年地理、もしくは現代社会の授業で教えられてきたものの、現在は『いかなるマイノリティ集団にも属さないほとんどの「白人」を指す語』であるらしい。

てことは、ラテンとゲルマンって髪も眼も黒いし白人とは違うような気がしたけど一緒なのね。

 

と思っていたら、KKKは

『北欧系の白人のみが選ばれしアダムの子孫であり他の人種から優先され隔離されるべきである』

が教義でした。

唯一神を信仰していない弥生系日本人にとっては「神様が優れているって言った!」という主張は「神様ってプライドのよりどころになりうるものなの?」と疑問しか抱けないのですが、信仰心に篤ければKKKのように自分は優れていると信じられるものなのね・・・。

信仰、自分の生きるべき根拠にはなりうるだろうけど、プライドって自身の実績とか経験に基づかなくても得られるものなのか。

 

 

 

今日は911、人種を超えて共に平和を築けますように。