東京レジリエンス

言葉に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

杞憂(病は気から)

8月から断続的に咳をしていて、体力の衰えを感じています。もうすぐ死ぬかも。
さらに、ここ3日くらい下の歯茎の付け根が痛くて。

白くぶわってしてるから口内炎かと思ったけど、私、口内炎って1日くらいで治る。3日も痛いなんてもしかしたら重大な病気かと思って、死を覚悟して今日歯医者に行きました。

舌ガンと言われたら親になんて説明するか考えながら。

 

「わりと酷いけど、口内炎です」と。

 

「普通は1週間くらい治らないので、いつものあなたが治りが早いだけ。異常に。」

ということで本当は口内炎には処方されないけどめっちゃ効く消毒薬をもらってきました。

 

30歳過ぎたら低気圧による偏頭痛とか、すぐ腫れる扁桃腺とかに老化を感じます。ま、口内炎は1日で治るけど。

O-30婚活日記☆汝の好みを以てイケメンを語ることなかれ

タイトルどうしようかと思ったのですが。

 

面食いとしての才能はけっこうあると思っています。

イケメンを見定める眼はかなり精度が高いものの、別に自分の彼氏がイケメンである必要はないので、要求が高いタイプとかではありません。

自分の彼氏がイケメンがいいって言う人、鏡見てから言えば?

「イケメンは社会の公共財」みたいな気持ちです。

雰囲気イケメンも許容できますが、雰囲気イケメンと顔の造作の良し悪しは別だということもまた認識しています。顔の造作は、パーツの大きさとバランスで8割くらいが決まると言っても過言ではないと。塩もデミグラスソースも好みはあっても、パーツが整っているかは共通前提。

残念なのが目が切れ長で大きいのに口が小さくて唇が薄い人。私の中ですごくバランス悪い。女性ではあまり見たことないかも。

 

 

ちなみにバランスマニアの私がどうにもこうにもイケメンだなと思うのは山田孝之。役がイロモノだったりヒゲだったりするけど、個性の要素を取り除くとどうにも整った顔でよだれが出ます。

あと、最近は伊野尾くん。

え、27歳?はぁ???

職場の人間関係が辛くてやめようか悩む新人

「先輩が辛いから会社を辞めたいけど就職して半年しか経っていないから3年我慢するべきだろうか。」

という相談を私の会社の新人ちゃんが、友達から受けたそうです。

 

私じゃないですよ。

 

 

 

「メモを取るのに、ディズニーのノートを使っていたら『常識がない』って怒られたそうです。」

うーん、地方の信用金庫なんだよね。お客さんの前に出るならディズニーはちょっと雰囲気違うかも。

私自身はディズニーのノートに何も思わないけど、そこは会社の文化ってものがある。

地方の信用金庫のお客さんは地方の中小企業の社長さんだろうし、そんなの昭和のおっさんの権化でしょう。昭和のおっさんは非寛容だから。

っていうか、新人の時に自分のセンスで仕事のグッズを揃えないほうがいいんじゃないかな?

世の中一般の新人、来週内定式を迎えるプレ新人諸君もだけれど。会社に入ったら、一定の事柄はまず自分で考えなくていいのでは。

例えば服装とか持ち物とか電話の取り方とか、あいさつとかメールの定型とか食事のしかた(食べ方じゃなくて、何時にお昼を食べるかとか1時間以内に戻るとか歯磨き忘れないとか)とか。

先輩がいるのなら、新人のうちは片っ端から質問して真似するくらいで いいのでは。

 

たぶん、そのお友達ちゃんはうっかり自分で考えちゃったばっかりにちょっとずつ良くない部分があって、ちょっとづつ注意されて、

そしてちょっとずつ萎縮して心の距離ができてしまって接触が怖くなったパターンなのではないだろうか。

 

その先輩は、

「お昼にプライベートの話もできないとだめだよ」

とおっしゃったそうですが、先輩はお客さんの悪口言ってるんだそうな。それプライベートちゃうやん。

東京にちょくちょく行くのも揶揄されて「東京なんて別に行かなくても事足りるよね」みたいなディスりが入るそうです。

「その先輩は東京うらやましいんじゃ・・・」

「めっちゃリア充で東京のパリピアピールすれば?なんか、お台場のウォーターランに参加するとか(笑)」

「っていうか一緒に東京に来れば。銀座SIX行きましょうみたいな。パンケーキ並びましょうみたいな。」

 適当なアドバイスをしていました。

とりあえず我々お局の一致した見解は

「その先輩のプライベートをガンガン質問しろ。」

です。たぶん聞いてほしいんだよね。

 

 

ところで、

「プライベートってことで、人がドン引きするくらい特殊な性癖を披露して先輩をビビらせればいい。ていうかびびらせてほしい。」

という案を再三提案したのですが、採用されませんでした。

ちょっと提案する世界を間違えた気がする。

今日の他人の言葉[責難は成事に非ず]

十二国記』シリーズは元祖ラノベなのですが、

その緻密な世界観といい、文章といい、実際の歴史小説のような物語です。

古代中国っぽい。

超初期に出てきた行方不明のイケメン王様が見つからないまますでに25年くらいが過ぎているのでやきもきしながら生きているファンも多いのですが(私もその1人)、

この『華胥の幽夢』はその中でも最近の刊行です。最近っていっても2001年なんですね・・・。

この中に出てくる言葉、登場人物の為政者が退位する際の辞世の句というか遺言です。

 

『責難は成事に非ず』

 

これ、ネットで検索すると全然間違っている意味の解釈ブログがたくさん出てきますね。

責めるなら対案を出すだの対案を出さないだのという解釈してるおっさん、本当にこの小説を読んでいるのかしら。

対案なんてどこから出てきた妄想なのかしら。

 

責難、責めたり非難すること。

成事、事を成す。

『責めたり非難したりすることは事を成すことではない』

が、原文そのままであり、事を成す、というのは「責めた対象の代わりに成し遂げる」ではなく、「責めても何も成されていない」という意味になります。

「何かを責めたり非難したりして自己満足しているのってなにも出来てないからな」

という現状を認識しているだけです。

 

例えるなら、現在の日本の野党でしょうか。

自民党政権のここがだめだ、そこがだめだと非難して、実際それは改善が必要な点かもしれないけれど、「非難したった!言ったった!」と満足しているようでは結果は何も得られていませんよね。

 

この言葉には「だから対案を出して行動しろ」なんていう蛇足はついてきていません。

これな。ほんとこれな。

野暮な解釈するなよ。

 

この遺言を残した為政者自身が、「前政権を非難するだけの自分の政治は上手くいかなかった」という状況を反省して退位する際の言葉です。

「自分が正論で誰かを責めても、責めるだけでは何も成されない。自分が今しようとしていることは、何か事がなされるためのことか鑑みろ」という、「自己満足」を戒める言葉だと私は解釈しています。

 

とりあえず十二国記は全巻面白いので大丈夫です。こんな野暮なブログよりも本を読んでください。

華胥の幽夢 十二国記 (講談社X文庫)

華胥の幽夢 十二国記 (講談社X文庫)

 

 

今日の他人の言葉[報われないかもしれない]

『何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって
継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。』

 

将棋の天才、羽生名人の言葉。

同じ情熱どころか、報われるかわからない人のほうが不屈の情熱を持っていることもしばしばあるのでは。すごいなー。

 

 

 

 

O-30婚活日記☆初対面力

人間30歳にもなると特に、彼氏彼女がいないと焦ったりするもので、やたらと婚活サイトに登録してみたり合コンしてみたりしてバタバタする人も多いのですが、

「自分が唐突に初対面の人とコミュニケーションを取り、相性の良し悪しを判断できるかどうか」

は自分で考えてみたほうがいいのでは。

 

「自分は人見知りだから」

と言って今までエクスキューズしてきた人が、いきなり他人とタイマンデスマッチ(言いすぎ)に送り込まれて良い成果が挙げられるものなのか?

私はそうは思いませんが。

 

じゃあどうやって相手を探せばいいんだっていう話。

ケースバイケースですが、でも初対面力って経験である程度補えるものなのかもしれません。

というか、30過ぎたらそこはスキルを身に着けておきたいところではある。

白人は何を至上としているのか

ちょっと出遅れた話題ですが。

 

白人至上主義者の話題をニッポン人2人で話した結果、縄文系日本人は

「この衰退したアメリカにおいて、彼らは何をよりどころにプライドを維持しているのか?」

という素朴な疑問に行き着きました。

資産では中東に勝てず、知識ではユダヤの後塵を拝し、人数では中国に負けている、インドも恐ろしく、そもそも純血のWASPもそうそういないこの時代に、いったい白人の優越感はどこから来ているのか?

 

そもそもの白人とはどこまでを指すんでしょうか。

アメリカの白人といえばWASP=White Anglo-Saxon Protestantであると長年地理、もしくは現代社会の授業で教えられてきたものの、現在は『いかなるマイノリティ集団にも属さないほとんどの「白人」を指す語』であるらしい。

てことは、ラテンとゲルマンって髪も眼も黒いし白人とは違うような気がしたけど一緒なのね。

 

と思っていたら、KKKは

『北欧系の白人のみが選ばれしアダムの子孫であり他の人種から優先され隔離されるべきである』

が教義でした。

唯一神を信仰していない弥生系日本人にとっては「神様が優れているって言った!」という主張は「神様ってプライドのよりどころになりうるものなの?」と疑問しか抱けないのですが、信仰心に篤ければKKKのように自分は優れていると信じられるものなのね・・・。

信仰、自分の生きるべき根拠にはなりうるだろうけど、プライドって自身の実績とか経験に基づかなくても得られるものなのか。

 

 

 

今日は911、人種を超えて共に平和を築けますように。